1981-02-19 第94回国会 衆議院 予算委員会 第12号
そういう関係をやってまいりまして、歳出を切り詰めていけば、いわゆる増税路線というようなものは考えなくても、あなたが大蔵大臣をやっておられる限り健全財政堅持は明々白々たるものだ、こういうふうに私は思います。そういう意味ではこれは本当のたたき台というか、まあ見ておけという程度のものにしか考えられない指標じゃないのか。
そういう関係をやってまいりまして、歳出を切り詰めていけば、いわゆる増税路線というようなものは考えなくても、あなたが大蔵大臣をやっておられる限り健全財政堅持は明々白々たるものだ、こういうふうに私は思います。そういう意味ではこれは本当のたたき台というか、まあ見ておけという程度のものにしか考えられない指標じゃないのか。
(拍手) 当時、福田総理は、健全財政堅持を主張して譲らず、大蔵省主計局の一事務官として、当時の状況を鮮烈に記憶にとどめられておられると思うのでありますが、この麻薬とも言うべき国債からの脱却を図らずんば、あなたの言われる日本丸は、そして国家国民は、きわめて重大にして危険なる事態に直面するであろうことを重ねて指摘をし、私の反対討論を終わるものであります。(拍手)
ただその場合にも報告の後の方に書いてございますが、政府の将来における健全財政堅持の決意を示すということであるならば、立法政策として全く理解できないわけでもないというようなリポートになっておりますが、私どもといたしましては、五十年度のときにそういう御議論があったために、五十一年度の特例法の際に借りかえをしないという条文を入れた法律を御審議いただきまして認めていただいたわけでございます。
○加藤(隆)政府委員 ただいま委員が申されましたように、減債制度が個々の公債の信用を保持するというものではなくて、公債全体についての国民の理解と協力を仰ぐ、それから財政当局の基本的な健全財政堅持に対する姿勢を示すというような意味合いで始まった制度でございます。
そのために、三田市におけるこの起債枠の限度でございますけれども、通常一般の地方自治団体に対しては地方債許可制によって、いわば健全財政堅持のためにある一定の率以上は起債を許可しないということになっているのですけれども、三田市の場合は、もうすべり出した計画でございますから、次から次へとそうしたような限度枠を超えて、県などは特別起債枠を設けて約十億のつぎ込みを起債としてやっていく。
「入るをはかって出るを制す」とはよく言われ、これが健全財政堅持の原則であることに変わりはありません。だとすれば、本年のごとく、歳出の節減は不可能に近く、しかも歳入不足を当然見込まれるとするならば、財源の主要をなす税制の見直しこそ着手すべき機会であったと思うのであります。
財政見通しは一体どの程度なのか、今三千五百億というお話もありましたが、御承知の通り、日本の予算の中の九一%は租税収入をもってまかなわれておるというような状況から考えますと、九月決算を見たり、三十七年度における下期の経済発展の現状を十分把握していかなければならないのでありまして、基本的には、放漫に流れて将来の健全財政堅持という基本的な姿勢をくずすというようなものには踏み切って参らないという方針でございます
三十五年度の予算編成基本方針については、昨年夏以来、わが党においてあらゆる角度より慎重なる検討の結果、財政が景気の過熱をもたらすことのないように慎重な配慮を払うという健全財政堅持の方針を決定し、これが政府予算の骨子となっておるのであります。
これらのこういうような趨勢をたどりましたことについては、いろいろの見方があると思いますが、これは、一つは、台風災害の影響も一応おさまったことと、あるいは公定歩合の引き上げ、あるいは貿易、為替の自由化の方針が明確になる、あるいはまた、健全財政堅持の予算案が出てくるとか、こういうような点が経済界に落ちつきを与えたと、かように私どもは見ておるのでございます。
かかる健全財政堅持の方針に基づき、公債の発行等の財源によることなく、一般会計予算の規模は租税その他の普通歳入によって支弁し得る範囲にとどめるとともに、財政投融資についても、通常の原資によるほか、民間資金の活用は適正な規模にとどめることといたしました。
かかる健全財政堅持の方針に基づき、公債の発行等の財源によることなく、一般会計予算の規模は、租税その他の普通歳入によって支弁し得る範囲にとどめるとともに、財政投融資についても、通常の原資によるほか、民間資金の活用は適正な規模にとどめることといたしました。
それからその不足財源をいかなる方法によって措置するかという方法の問題につきましてはいろいろの方法が考えられまするが、三十一年度に行わるべき根本的な制度の改正を前にしていること及び現在すでに年度の半ばを経過していること、それから地方団体の健全財政堅持の意欲をそこなわないように財源を付与しなければならないという点等から考えまして、三十年度に限って地方交付税の交付税率を修正して右の財源不足に相当する額だけ
次に、財源について申しますると、財源の調達に当りましては、健全財政堅持の方針に基き、主として既定経費の節減により賄うことといたしました。
次に、財源について申しますと、財源の調達にあたりましては、健全財政堅持の方針に基き、主として規定経費の節減により、まかなうことといたしました。
本年の災害が異常なものであつただけ、健全財政堅持の結果は、災害復旧、治山治水以外、次年度において毛予算財源の特別きゆうくつを感じさせるものがありますが、政府は、むしろこれを機会に、国家財政を整理し、占領下とかく乱雑となりがちであつた政府諸機構もこの際にこれを簡素能率化したいと存ずるのであります。
今年の災害が異常のものであつただけ、健全財政堅持の結果は、災害復旧と治山治水以外、次年度においても予算財源の特別窮屈を予想せらるるものがありますが、政府はむしろこれを機会に国家財政を整理し、占領下とかく乱雑となりがちであつた政府諸機構も、この際にこれを簡素能率化したいという考えであります。
健全財政堅持の建前から、財政蓄積資金には手をつけないという方針で数年来今日に至つたのであります。その蓄積資金はざつとただいまのところ二千八百億円に上つておると聞いておるのであります。この蓄積資金のほかに、現在手持ちの外貨が約十一億ドル、邦貨にして四千億近いものがあるようであります。これらの蓄積資金は、予算編成の際にあたつては絶えず有力な財源と考えるものがあつたのであります。
その運営全体を通じて健全財政堅持の精神を具現しようとしておるのでございます。 第二点は、地方財政と國家財政との関係に関する問題でございまして、その一は事務の性質によつて國費、地方費の負担関係を明瞭にせんとしておるのであります。
從つて自主的地方税財政制度の確立を期するためには、その独立財源の拡充強化をはかるとともに、それみずからの健全財政堅持の方途を講じつつ、國家財政と地方財政相互の関係に対し合理的規律を與え、地方財政運営の合理化をはかる必要があるのであります。
以上政府は官廳職員の待遇改善に関して、健全財政堅持を前提として、あらゆる予算的措置を講じ、その遺憾なきを期しておるのであります。財政窮乏の折柄、敢えて中央労働委員会の裁定を尊重し、大乘的見地に立つて、爭議の平和的解決に努力いたしておりますのは、國民生活に均衡を得せしめ、以て一丸となつて現下の危機を克服し國家再建に邁進せしめたいからであります。
以上政府は官廳職員の待遇改善に関して、健全財政堅持を大前提として、あらゆる予算的措置を講じ、その遺憾なきを期しているのであります。財政窮迫の折から、あえて中央労働委会員の裁定を尊重し、大乘的見地に立つて、爭議の平和的解決に努力いたしておりますのは、國民生活に均衡を得せしめ、一丸となつて現下の危機を克服し、國家再建に邁進せしめたいからであります。